HPVワクチンとは

HPVワクチンとは子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防するワクチンです。
公費で助成される2価もしくは4価のHPVワクチンを打つことで子宮頸がん全体の65%を予防することができます。
とくに20代30代に限れば、発見されるがんの80-90%を予防できるとされています。

詳しくは当ブログの以下の記事もご参照ください。

子宮頸がんワクチンについて

なぜ9月中なの

HPVワクチンを公費で接種できる年齢は「小学6年生から高校1年生相当の年齢の女子」とされています。
ですので、現在高校1年生相当の方は2022年3月31日まで公費でワクチンを受けられます。
しかし、このワクチンは全部で3回接種が必要で、3回目の接種は1回目の接種から6か月後に打つこととされています。

ということは現在高校1年生の女子の方が公費で3回のワクチン接種を終えようとすると9月中に1回目の接種をしなければならないということになるのです。

コロナワクチンとHPV ワクチン、どちらが優先?

HPVワクチンは9月中に1回目を接種しないと、3回目の接種の時には公費で助成が受けられないかもしれません。
しかし、現在の感染拡大、ことに若年層への感染拡大の状況を考えると、現在はコロナワクチンを優先したほうがよいかもしれません。
お住まいの地域のワクチン接種の予約状況などと合わせ、ご判断ください。

コロナワクチンとの接種間隔は?

新型コロナワクチンとの接種間隔はすべてのワクチンで前後2週間あける必要があります。
ちなみにインフルエンザワクチンなど他のワクチンとの接種間隔は1日で大丈夫です。
コロナワクチンの1回目と2回目の間に他のワクチン接種を行ったり、HPV ワクチンの1回目と2回目、もしくは3回目との間で他のワクチン接種を行うことは問題ありません。

たとえば
HPVワクチン1回目
  ↓ 2週間
コロナワクチン1回目
  ↓ 3週間(ファイザー)or 4週間(モデルナ)
コロナワクチン2回目
  ↓ 3週間
HPVワクチン2回目
  ↓ 1日
インフルエンザワクチン
のような接種計画でも問題ありません。

ちなみにHPVワクチンの接種間隔は1回目と2回目の間がガーダシル(4価)で2か月、サーバリックス(2価)で1か月とされています。
コロナワクチンとの兼ね合いで、HPVワクチンの2回目の接種が多少遅れることは問題ありません。

接種間隔で分からないことがある場合は産婦人科、小児科、内科などにご相談ください。

1回目が9月中に打てなかったらどうなるの?

原則的には1回目、2回目を年度内に打てても、3回目が3月末までに打てない場合は、3回目の分は自費負担となります。
自費の場合、医療機関によって値段の差はありますが、おおむね15000円から20000円程度の費用負担が発生します。

ただし、現在はコロナ禍ということもあり、救済措置として接種期限の延長を行っている自治体もありますので、詳しくはお住いの自治体に確認をしてみてください。

茅場町いとう医院でのご予約方法

まずはお電話でご予約ください。(03-6667-0198)
ワクチンの在庫があれば、当日の接種のご予約も可能です。

当院では初回接種の際は女性内科担当医(女医)が十分なお時間をとって接種を受けるご本人と保護者の方にワクチンの説明を行い、質問にお答えしています。
このため、初回接種は下記の女性内科診療時間内にお越しいただくようお願い申し上げます。

女性内科診療時間
火・木:10時~14時、17時~19時
水:10時~12時、17時30分~18時30分

学校行事などで時間内のご予約が難しい場合は個別にご相談ください。