東京青年会議所中央区委員会の主催による「正しく学ぶ子宮頸がんとHPVワクチン」セミナーが
8月7日(土)14時~16時 ライブ配信
により開催されます。

このライブ配信の対象は小学4年生~中学3年生の女児とその保護者となっています。
ですが、それ以外の年代の方にも性別を超えてお勧めしたいと思います。

特に、子宮頸がんワクチンの公費接種対象の上限である高校1年生相当の女性とその保護者の方にはぜひ聞いていただければと思います。
子宮頸がんワクチンは3回接種が必要で、3回目は初回接種の6か月後となります。
3回とも公費接種を受けるためには高校1年生相当の時期までに接種を終了しなければいけません。
つまり高校1年生は今年の9月までに1回目の接種を受けないと全額公費負担とはならないのです。

当院では子宮頸がんワクチン接種を推奨しております。
接種を希望する方にはできるだけ時間を取り、特に実際の接種対象であるお子さんにしっかりとワクチンの有効性や副反応についてお話しするようにしています。

その中で感じるのは「このワクチンについての情報が接種対象者に届いていない」ということです。

子宮頸がんワクチンの話をするためにはその感染経路、つまりセックスの話は避けて通れません。
副反応の話が大きな話題となり不安が広がる中、さらにセックスについても話をしないと子宮頸がんワクチンについての理解は得られません。
思春期のお子さんを前にご家庭内でのお話だけでは親子とも十分に理解し、納得して接種するかしないかを決定することは難しいことかもしれません。
ですのでこういったセミナーなどをうまく活用していただきたいと思います。
もちろん、当院でご相談いただいても大丈夫です。

大切なのは正しく十分な量の情報をもとに親子で接種するかしないかを決めることだと思います。
ぜひこの機会に親子で考えてみてください。

「正しく学ぶ子宮頸がんとHPVワクチン」セミナー
https://peraichi.com/landing_pages/view/cchpv

2021年8月7日(土) 14時~16時
ライブ配信
(配信方法は上記セミナーホームページをご参照ください)

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