ヨガと言えば健康に良さそうなイメージですが、もとはヨーガと言いましてインドの宗教的実践の1つになります。健康維持のためと言うよりは、宗教的に高いレベルに達するために行われています。

インド由来の宗教と言えば日本では仏教が有名ですが、仏教にも禅(ぜん)と呼ばれるヨーガがあります。坐禅(ざぜん)であれば多くの人が聞いたことがあるかと思います。禅はインドから達磨大師が中国に伝えたと言われています。また、ヨーガの実践のなかから教義をまとめたインド仏教の1つに瑜伽行派(瑜伽ゆが=ヨーガ)があり、これは日本の興福寺や薬師寺の宗派である法相宗(ほっそうしゅう)につながっています。

このように宗教的実践としてのヨーガは、実は昔から日本にも伝えられていたのです。健康維持のためにヨガのレッスンを受けつつ、こうした歴史的背景に思いをめぐらせていただけますと、ますますヨガが魅力的になるかもしれません。

事務室 伊東昌彦